
北海道伊達市は、ふるさと納税の新たな返礼品として、日本の誇るべき伝統美術である「お守り刀(観賞用美術刀剣)」の提供を、楽天ふるさと納税・ふるさとチョイスにて12月18日(木)より開始した。
この返礼品の登録に際し、寄附者に想いが伝わる画像の作成などポータルサイトへの掲載について全面的にサポートしたのは、福岡県福岡市に本社を構えるWorkthyだ。
人間国宝の系譜を受け継ぐ渡辺惟平氏の一振り入魂の刀


同返礼品は、故・人間国宝 宮入行平氏に師事し、40年以上にわたり作刀に情熱を注ぐ刀匠・渡辺惟平(わたなべ これひら)氏による、まさに一振り入魂の品。このお守り刀は、渡辺刀匠の飽くなき探求心によって生み出されている。
師である宮入行平氏の教えを受け継ぎ、渡辺刀匠は、特に平安・鎌倉時代の「古刀」の美と実用性を追求。その作風は、相州伝に見られる冴えた沸(にえ)を伴う、力強い湾刀(そり)を実現している。
素材には、伝統的なたたら製鉄によってのみ作られる純度の高い「玉鋼(たまはがね)」のみを使用。不純物含有量が極めて少なく、「折れず、曲がらず、よく切れる」という日本刀の理想を体現する最高級の素材だ。
所有の喜びと安心感を約束する充実のセット

同返礼品は、単なる美術品に留まらず、所有する喜びと責任を深く感じられるよう、万全の体制で提供される。
ポイントのひとつは、寄附後に刀匠が一から鍛え上げる完全受注生産品であること。世界に二つとない、自分だけの「お守り刀」として長く大切に所有できる。なお、約半年から1年ほどで届く。
また、充実のセット内容も魅力。観賞しやすい白鞘に収められ、紐付きの専用袋、そして厳重な桐箱に加えて、手入れを適切に行うための手入箱も付属する。
さらに、美術刀剣として所有が認められる「登録証」と、所有者変更時の手続きに必要な「所有者変更届」を同梱。購入後の法的手続きに関する不安を解消し、安心して日本の伝統美を継承できる。
伊達市・Workthy社の想い

伊達市は、渡辺刀匠によるこの芸術作品を返礼品とすることで、日本の伝統工芸の文化的価値を全国に発信し、寄附者に本物の美術品を所有する機会を提供したいと考えている。
Workthyは、引き続き地域事業者の魅力的な産品の発掘と、ふるさと納税を通じた地域経済の活性化に貢献していくとのことだ。
渡辺刀匠の一振り入魂の刀!最高峰の技術と素材で生み出される「お守り刀」をチェックしてみては。
■返礼品概要
返礼品名:お守り刀 白鞘袋(紐付き)選べるサイズ 5~6寸/8寸/1尺 桐箱入り
寄附金額:2,200,000円〜3,200,000円
寄附受付開始:12月18日(木)
楽天ふるさと納税伊達市ページ:https://www.rakuten.co.jp/f012335-date
(Higuchi)